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生活さえできれば、どんな家でも良い人もいるのだろうか。それはそれで、澄んだ考え方だと思う。

過去の歩み

ユニットバス物件　1K 木造　小綺麗

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バス・トイレ別　1DK 木造　ボロ汚

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バス・トイレ別　2LDK　鉄筋　綺麗

やい、昔の家に住め、と命令されても、正当な理由がない限り了承しない。一度上がった生活の質を下げて暮らすのは結構なことだ。最も、今の家も定期借家だし、決して裕福ではない。もともとケチで幸せが怖くて逃げていた私が、今の家に住めるようになったのは、恋人のおかげだ。大変なこともあるが、いままでで一番良い生活が送れていることは間違いない

一人でない生活を頑なに拒んでいた過去の私に、案外良いもんだったよと報告したい日もあるもんだ。